
防犯カメラレンズの選び方ガイド
この記事でわかること
- 防犯カメラのレンズ「焦点距離(mm)」とは何か
- 2.8mm・4mmなどの違いで映像がどう変わるか
- 小規模オフィス・店舗での選び方のポイント
1. 焦点距離(mm)とは?

防犯カメラのスペック表にある「2.8mm」「4mm」という数字はレンズの焦点距離を表します。
この数字によって、映像の「広さ」と「見え方」が変わります。
- 焦点距離が短い(2.8mmなど) → 広い範囲を映せる(広角)
- 焦点距離が長い(4mm以上) → 遠くまで映せる(望遠気味)
2.8mm2.8mmレンズの特徴

特徴
- 広い範囲をカバーできる
- 室内全体や小さな店舗の様子を一目で把握できる
- ただし、被写体が小さく映りやすく、細部は見えにくい
👉 「広さを重視したい」ケース(店舗全体・駐車場の広範囲監視など)におすすめ
4mm4mmレンズの特徴

特徴
- 視野はやや狭くなるが、被写体を大きく映せる
- 出入口やレジ周りなど「特定のポイント」を重点的に監視できる
- 人の顔や車のナンバーを確認したい場合に有効
👉 「特定エリアをしっかり監視したい」ケースに適しています
4. 実際の視野角の違い(目安)
| 焦点距離 | 水平視野角 | 特徴 | 
|---|---|---|
| 2.8mm | 約100°前後 | かなり広い範囲をカバー | 
| 4.0mm | 約80°前後 | 絞られる分、対象が大きく映る | 
5. 導入事例での選び方
シーン別の選び方
- オフィス全体を見たい → 2.8mm
- 出入口や金庫、レジ周辺を重点的に映したい → 4mm
- 両方の用途をカバーしたい → 2.8mmと4mmを組み合わせる
👉 GT.engineerが導入サポートする現場でも、「広角+重点ポイント」の組み合わせで設置するケースが多いです。
まとめ
3つの重要ポイント:
- ✓ レンズのmm数は「広さ」と「映る大きさ」を決める要素
- ✓ 2.8mm → 広範囲
- ✓ 4mm → 詳細重視
- ✓ 小規模オフィスや店舗なら、両方をバランスよく組み合わせるのが安心
導入サポートについて
有限会社GT.engineerでは、TP-Link VIGIシリーズを中心に、用途に合わせた防犯カメラの選定から設置・保守まで対応しています。
「2.8mmと4mmどちらがいいの?」「設置場所に合うのは?」といったご相談もお気軽にどうぞ。