
この記事でわかること
- TP-Linkのカメラシリーズ「VIGI」と「Tapo」の違い
- どんな用途にどちらを選ぶべきか
- 小規模企業・個人事業主が導入するときの判断ポイント
1. そもそもTP-Linkには2つのカメラシリーズがある
TP-Linkはネットワーク機器メーカーとして有名ですが、防犯カメラも複数ラインナップしています。その中でも代表的なのが「VIGI」シリーズと「Tapo」シリーズです。

VIGI シリーズ
法人・店舗・事務所向けの「業務用」シリーズ
Tapo シリーズ
家庭や小規模用途向けの「コンシューマー向け」シリーズ
2. VIGIとTapoの基本的な違い


| 項目 | VIGIシリーズ | Tapoシリーズ | 
|---|---|---|
| 想定ユーザー | 企業・店舗・事務所 | 一般家庭・個人 | 
| 画質・性能 | 高解像度・暗所性能も強い | 手軽なフルHD中心 | 
| 管理方法 | NVR(録画機器)やPC管理ツール | スマホアプリ中心 | 
| 拡張性 | 多数カメラの一元管理が可能 | 数台規模がメイン | 
| 導入コスト | 中〜高(数万円〜) | 低(数千円〜) | 
VIGIの管理システム(NVR)

VIGIシリーズでは、NVR(ネットワークビデオレコーダー)を使って複数のカメラを一元管理できます。24時間録画や高度な検索機能も利用可能です。
3. どちらを選ぶべき?
VIGIが向いているケース
- ✓店舗やオフィスで24時間録画をしたい
- ✓複数台をまとめて管理したい
- ✓外出先からもセキュアに映像を確認したい
- ✓高画質・暗所撮影が必要
- ✓法人としての本格運用
Tapoが向いているケース
- ✓自宅のペットや玄関を見守りたい
- ✓コストを抑えて導入したい
- ✓難しい設定をせずに使いたい
- ✓1〜3台程度の小規模利用
- ✓手軽に始めたい
4. GT.engineerがよく見かける事例
三島市・沼津市の事務所での活用事例
防犯と労務管理のためにVIGIを導入。PoEスイッチと一緒に設置し、長時間録画とスマホ確認を両立。複数拠点からの一元管理も実現しています。
個人宅や小規模店舗での導入事例
とりあえず防犯を始めたい方にTapoを提案。コンセントに挿すだけで使える簡単さが好評。ペットの見守りや玄関の監視など、身近な用途で活用されています。
導入時の判断ポイント
- カメラ台数: 1〜3台ならTapo、4台以上ならVIGI
- 録画時間: 数時間ならTapo、24時間ならVIGI
- 画質要求: 標準画質で十分ならTapo、高画質が必要ならVIGI
- 管理の複雑さ: シンプル操作ならTapo、本格管理ならVIGI
まとめ
業務用途 → VIGI
家庭用途 → Tapo
「しっかり監視」か「気軽に見守り」かで選ぶのがポイントです。
迷った場合は、まずTapoで小さく始めて、必要に応じてVIGIにステップアップする方法もおすすめです。
導入サポートについて
GT.engineerではVIGI/Tapoどちらのシリーズも実際に設置・運用サポートを行っています。
「導入コストを抑えたい」「店舗に最適なカメラを選びたい」など、目的に合わせて最適な提案が可能です。設置工事から初期設定、運用方法のレクチャーまで一貫対応いたします。
お気軽にご相談ください。